元システムエンジニアのプログラム覚書と映画レビューその他(仮)

それほど映画に詳しいわけでもないけど、結構映画館に行くのが好きなおっさん元SEが観た映画をレビューします。ネタバレ的なこともいうので、これから観るって人は注意してください笑。たまにプログラムの覚書、グルメ、たわごと…などをぶちまけます。

運び屋

家族をあまり顧みなかった老人が
ふとしたことでやりだした運び屋の仕事。

一見、サスペンスかと思いきや
ホッコリとした感じになるヒューマンドラマ。

クリント・イーストウッド演じる
主人公の老人が請け負う仕事は
闇ルートからのものなので
運ぶものはコカインなど危険なもの。

予告編では、
運ぶものが何かを見つけて
「オーマイガッ…」なんて驚いていたので
それをどうするべきなのか苦悩するのか…
なんて思っていたけど
のうのうと素直に運び屋をやり続けるのは予想外だったかな。

それにしても
怖い人相手にもビクビクとせず、
警察に見つかりそうになっても
慌てることなくいつもマイペースで飄々とふるまうあたり
クリント・イーストウッドの演じる老人の人間性が上手く表現されている。

老夫婦の愛情に関しても
ギスギスした夫婦関係から
いい夫婦関係に修復していく様子が
ほほえましく描かれていて観ていて気持ちいい。

今までクリント・イーストウッドって
あんまり注目していなかった。
どっちかっていうと
昔はアクション系の映画に出ていたりしたので
それほど興味もない役者だったと感じていたけど
こういった作品を作れるのは
名役者であり、名監督であると思う。

これは観て損はない映画の一つ。

 

 


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